事業継承? 事業承継?

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事業承継

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この記事の執筆者:大塚 英司

埼玉県所沢市出身、東日本税理士法人、EY 税理士法人を経て、税理士法人トゥモローズ代表社員就任。相続に関する案件は、最新情報を駆使しながらクライアント目線を貫き徹底的な最適化を実現します。

事業継承? 事業承継?

こんにちは。
事業承継に専門特化した税理士法人トゥモローズです。

事業承継の業務に携わっていると、よくお客様から「事業継承」「事業承継」とどちらが正しい使い方ですか、というご質問をいただいたりします。

改めて、二つのそれぞれの意味を辞書で調べてみると、次の様に載っていました。

「継承」とは、
前代の人の身分・仕事・財産などを受け継ぐこと。承継。「伝統芸能を継承する」
先の人の身分・権利・義務・財産などを受け継ぐこと。 「王位を-する」

「承継」とは、
前の代からのものを受け継ぐこと。継承。「権利を承継する」「伝統を承継する」

正直、その違いよく分かりません・・・。

どちらの言葉が絶対に正しい使い方とは言い切れないものがありますが、王位の継承であったり、事業の承継であったりというのがしっくりくる気がします。
一方で、民法では「承継」が使われていますし、「中小企業経営承継円滑化法」に至っては法律タイトルに「承継」とありますので、どうやらこちらが法律用語の様です。
税法においては、先代経営者から事業を引き継いだ後継者の税負担を緩和するために、相続税と贈与税について納税が猶予される税制上の特例がありますが、こちらは「事業承継税制」という呼称がついています。
私たちトゥモローズの仕事の中では、税法という法律を中心として会社の事業を引継いでいくという観点から、やはり「事業承継」がしっくりとくる気がします。

ただ、「継承」にしろ「承継」にしろ、会社の事業を引継いでいくことには変わりはありません。

事業承継
トゥモローズでは、この事業を引継いでいく中において、『不易流行』が重要なキーワードだと考えています。
「不易流行」とは、「いつまでも変化しない本質的なもの」を忘れない中にも、そこに「新しく変化を重ねているもの」をも取り入れていくということです。
現経営者の築き上げてきた会社の根本となる本質的な経営理念に対して後継者は尊敬を表し、後継者が新たにチャレンジしていこうとする思いや事業に対して現経営者は尊重をすることが大切だと考えます。
事業承継においては、この「不易流行」を現経営者と後継者がお互いに共有し、共感することが非常に重要となります。

私たちトゥモローズの事業承継は、税務や法務のアドバイスだけではなく、会社の不易流行を一緒に寄り添って考えていくことを重視します。
自社の「経営理念」「強みの再確認」「将来における事業の方向性」を共に考え、事業承継計画に織り込んでいくことにより、より良い事業承継の実現を目指します。

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