初心忘るべからず

こんにちは。
税理士法人トゥモローズの代表税理士の角田です。

今から10年以上前、私が初めて主担当として行った相続税申告のご依頼は、今でも忘れることができません。

その案件は、「お母様がお亡くなりになり、相続人様は長男、二男、長女の三人」という今から考えるとごく一般的な内容であり、決して難しい申告ではありませんでした。

しかし、当時の私は二十代の駆け出しであり、また、相続税申告という数少ない仕事を行う機会もありませんでした。

そのような中で初めて行う相続税申告業務は、右も左もわからない状態でのチャレンジングな仕事でした。ですので、些細な失敗も多く、相続人様も私が相続税申告にあまり慣れていないのだろうなということに気づいていたかと思います。

当時の上司に支えられながらなんとか申告書を作成し終え、押印をいただくために相続人様全員にお集まりいただきました。そして、押印も無事終わり、最後に「至らぬ点も多く、色々ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。」とお詫びを申し上げたところ、相続人であるご長男からこう言っていただきました。

「角田さんは、確かに不慣れな点もありましたが、常に一生懸命、私達のために頑張ってくれました。本当にありがとうございました。角田さんなら、きっと素晴らしい税理士になれますよ。」そのお言葉に目頭が熱くなったのを今でも覚えています。

このように直接お客様から感謝の気持ちをいただける相続という仕事を、いつかは自分の生業にしたいと感じた瞬間でした。

その後、大手税理士法人を経て、相続税専門の税理士法人で毎年数多くの相続税申告、相続相談等の仕事を通じて、相続業務に関する知識や経験は格段と身に付き、相続関連の案件であれば、どのような案件であってもお客様にご満足いただけるレベルに達したと自信を持っていました。

ただ、組織が大きくなる中で組織での自分の役割も直接お客様と対応する立場からお客様対応をしているスタッフを管理する立場へと変わってきていました。自分の部下がお客様のために一生懸命尽くし、そして、最後にお客様から感謝されているところを見ていると自分のことのように達成感や満足感は感じていましたが、若干現場との距離を感じることも多くはなっていました。

組織の成長とともに自分が「やりたいこと」と「やらなければならないこと」との間に乖離が生じ始め葛藤することも多くなってきました。

もう少し、プレーヤーとして現場で直接お客様のお役に立ちたい、トゥモローズという新しいステージでそれを実現しようと決心しました。

初めての相続案件であのご長男から頂いた言葉を忘れずに、これからも謙虚に、素直に、誠実に、相続業務に邁進していきたいと思っています。

初心忘るべからずの写真

この記事の執筆者:角田壮平

相続税専門である税理士法人トゥモローズの代表税理士。年間取り扱う相続案件は100件以上、謙虚に、素直に、誠実に、お客様の相続に最善を尽くします。

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