税理士試験合格発表

みなさんこんにちは!
相続専門の税理士法人トゥモローズの代表税理士の角田です。

12月17日は税理士試験の合格発表でした。
合格した人も残念だった人もみなさんお疲れさまでした。

私も税理士試験の合格発表日には印象に残る思い出が2つあります。

1つは、法人税法という科目を合格したときです。
法人税法という科目は税理士試験の必須科目の一つで、合格するのに相当な勉強量を要する科目です。
私は法人税法を2回連続で落ちた経験があります。
その当時、3回目の受験で落ちていたら税理士を諦めて別の仕事に就こうと思っていたので背水の陣で3回目の法人税法の受験に臨んだのを昨日のことのように覚えています。

しかし、3回目の受験でも試験後の感触は非常に悪く、多分落ちているだろうなと思っていました。

そして時が経ち、12月の合格発表の日がやってきました。

合格通知が家に来る日、私は友人と飲み歩いていて帰りが朝方になっていました。
そのときはまだ実家に住んでいて玄関の下駄箱の上に「国税審議会」からの封筒が開封されずに置いてありました。
両親も合格通知の封筒は僕自身が開けたほうが良いと思って開封していなかったんだと思います。

どうせ駄目だろうと思って封筒を開けたところ法人税法の下に「ゴウカク」と書いてありました。

その短冊状の合格通知を持って親が寝ている3階まで階段を駆け上がって、両親の寝室のドアを乱暴に開けてその通知書をまだ寝ている親に向けて思いっきり投げつけ、
「受かってたぞ~」
と大きい声で叫んでいました。

朝の6時位だったと思います。

それだけ言って親の寝室から出ようとしたところで父親が泣きながら私の背中に抱きついてきました。
「本当によかったな、本当にがんばったな、ほんとうに。。。」
弁護士試験を何度も落ちた父親だったので僕のつらい気持ちをわかってくれていたのだと思います。
また、親として息子が次の試験を落ちたら税理士を諦めて将来見失うだろうという心配もあったのだと思います。

その父の言葉を受けて私も大号泣してました。

それから母も泣きながら私たちに抱きついてきて親子三人が朝の6時に泣きながら抱き合っているという異様な光景でした。

その日の朝のことは未だに忘れることが出来ない大切な思い出です。

1つ目のエピソードが長くなってしまいましたが、2つ目のエピソードは、最後の5科目を受かったときです。

法人税法を合格してからは仕事も忙しく、税理士試験の勉強も疎かになっていて、毎年の税理士試験も記念受験みたいになってしまっていてあまり真剣に試験に取り組んでいませんでした。
ただ、30歳になるまでは必ず税理士試験に合格しようと自分の中でも決めていたし、親とも奥さんとも約束していました。
なので29歳の税理士試験は必ず合格するぞというかなり強い気持ちで準備して試験に臨んでいました。

しかし、試験後の感触は法人税法のときと同様、良いものではありませんでしたので、あまり期待しないで合格発表の日を待っていた記憶があります。

当時の私はEY税理士法人という世界4大会計事務所に勤めていて仕事も忙しく毎日充実した日々を過ごしていまして、合格発表の日のこともあまり気にしないで生活してました。

5科目合格者は官報に自分の名前が記載されます。私も合格していたら5科目合格者のため官報に名前が載っていたら合格で、載っていなかったら不合格ということです。

合格発表の日の朝の電車の中で官報を携帯電話で確認しましたところ私の名前がちゃんと記載されていました。

電車を降りたところで、実家から着信があったので電話に出ると母の声でした。

母「官報みたわよ、合格してたわね、おめでとう」

私「ありがとう、長くかかったけどようやく合格できました。」

母「ほんと長かったわね、あなたは不器用でスッと受かるとも思ってなかったから想定内だけど」

私「合格したときくらいそんな悪口言わなくていいよ、これから仕事だから電話切るよ」

母は昔から不出来な息子を心配しすぎてるせいか、よく私のことを「駄目な息子、出来の悪い息子」と罵ってきてました。
なのでこのやり取りは普段の親子のやり取りなのですが、僕からしたら長年かけて受かった試験の合格のときくらい素直に息子をねぎらってもいいのになと思って、つっけんどんに電話を切ってしまいました。
「ちゃんとお礼を言えなかったな~」と後悔しながら仕事に向かったのを覚えています。

その日の昼休みに父にも合格したことを直接報告しないといけないなと思って父の仕事場に電話をしました。

私「長い時間かかりましたが無事合格できました。いままで心配かけました。」

父「お疲れ様、本当に良かったな、おめでとう」

私「ありがとう、これからがスタートなので社会に役に立てる税理士になれるようこれからさらに努力して頑張るよ」

父「そうだな、これからが本番だな。
そういやお前、今朝お母さんと電話してただろ?
お前と電話を切ったあとお母さん嬉し泣きしてたぞ。
ちゃんとお前の口から直接お礼を伝えろよ」

素直じゃないから電話では僕に悪態をついていましたが僕の合格を一番喜んで、ホッとしていたのは母だったのかもしれません。

両親の協力があったから7年もかかった税理士試験を合格することができました。
税理士試験に合格したのは13年も前のことですが、今更ながら両親には心から感謝しています。

税理士試験合格発表の写真

この記事の執筆者:角田壮平

相続税専門である税理士法人トゥモローズの代表税理士。年間取り扱う相続案件は200件以上。税理士からの相続相談にも数多く対応しているプロが認める相続の専門家。謙虚に、素直に、誠実に、お客様の相続に最善を尽くします。

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